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2008年4月27日(日)
9:30〜17:30
@秋葉原 UDXカンファレンス

基調講演

マーク・マカーゴウ博士

組織を進化させる新しい潮流

"The New Wave of Change Technology"

講師: マーク・マカーゴウ博士(英)
通訳: 青木安輝

「マカーゴウ博士はビジネス版SFのバイブルと言える"The Solutions Focus"の著者であり、 SOL(Solutions in Organizations Linkup)国際会議創設の立役者です。

物理学博士号を持ち原子力発電所にも勤務したことがあるマカーゴウ氏は、自身が管理職になった時に効果的なマネジメントをするため様々な経営手法や心理学手法およびコミュニケーション手法を学びました。その中で出会ったソリューションフォーカスのシンプルさに魅せられ、スティーブ・ディシェーザーやビル・オハンロンなどSFAの大家に師事しました。

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成功事例

布山英士

社員もびっくり!いつの間にか企業再生

ソリューションフォーカスが企業の未来を切り拓く

布山英士
元M社代表取締役(現藤森工業株式会社執行役員)

民事再生申請から3年目、状況が好転せず岐路に立たされた企業への社長としての出向・・・・社内では問題解 決手法を特別に勉強習得し、実践して結果を残してきた男だと評価されていたので、状況から考えれば妥当な 人事なのかもしれませんが、これを言い渡された時はいろんな意味でドキドキしました。

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分科会

「未経験社員がモチベーション高く新規開拓営業を
するためのソリューションフォーカスストーリー」
櫻井照士
櫻井照士
(コーチングソリューション人財開発研究所 代表取締役)

新規事業として立ち上がった企業。メンバーは全員営業経験ゼロ。この状況で営業マネジメントの コンサルティングを任されました。何をどうすればいのか分からずに、新規開拓ができない社員。 「なぜ出来ないのか?」という志向から、「どうすれば出来るようになるのか?」という志向への切り 替えが、階段を上がる一歩となりました。SFでモチベーションを高めれば、新規開拓が楽しくなります!


「『今日何できた?』・・・自ら考え、動く部下を育てる
『エンパワーミーティング(EPM)』 」
小林進一郎
小林進一郎
(消費財メーカーマーケティングコミュニケーション部SP担当)

自ら考え積極的に動く、自立的な人材(リーダー)に育ってほしい。」多くの育成指導者がそう思うで しょう。中途入社したばかりのAさんに対し、私は「SFアプローチのエンパワー・ミーティング」を実施 しました。部下の過去の経験・アイデアや、「出来なかったこと」よりも「出来たこと」を活かし、「教え る」ではなく「部下に役立つ教え方を部下から教わる」ことを重視した対話です。Aさんは3ヶ月で見 事グループリーダーへと成長してくれました。当日はAさん本人も交え、SFアプローチの育成活用 法について皆さんと探求していきたいと思います。


「SFM(Solution Focused Management)の
理論と実践」
辻泰孝
辻泰孝
(株式会社神鋼ヒューマン・クリエイト)

現在、私は、マネジメント研修や幹部養成などのコンサルを実施する傍ら、営業本部の本部長とし て組織管理にあたっています。SFAには、従来のコーティングにない、フュチャーパーフェクト(理想 の未来)やプラットフォーム(目標共有)といった理論があり、私の関心事である経営・組織管理に 対する中心的理論となるのではないかとの直感をつかみました。表題の「SFM]はSFAをマネジメン トに応用したものです。今回は、SFMを理論面から考え、その実践を試みた結果(現在ing)をご紹 介させて頂きます。実態と課題を皆様と共有し、解決への方向が見出せれば幸いです。


「ビジネスコーチングの進化、未来のイメージを創造する
ソリューションフォーカス。課題達成後の課題は!?」
小島裕司
小島裕司
(NPOコーポレートガバナンス協会)

IT老舗上場企業の事例をご紹介させていただきます。管理職中心に、コーチング実践の進化・深化として、ソリューションフォーカスを取り入れています。受講者の声、効果のご紹介とともに、皆様に当日、ソリューションフォーカスの素晴らしさをご体験いただく実習もご用意してあります。(チーム創造、連想ゲーム、OKメッセージ、シンプルコーチングOSKARモデル、チームリフレクティング等)是非、私共ソリューショニストとともに、ソリューションフォーカスの素晴らしさをご体験されませんか。お待ちしております。

「SFは実現を促進する 〜7人は動いた!〜」
渡辺照子
渡辺照子
(TERUコミュニケーションステージ)

それぞれに自分の目標を持った7人が、一つのチームとなり、4ヵ月間、月に1度、2時間ずつのSFグ ループセッションを持ちました。その名も『TERUコミ広場』。“ああしたい”“こうしたい”と願いつつも、 行動に移せずにいた7人が、月に1度皆で会うセッションの場で、お互いにエネルギーを高め合いな がら、それぞれのライフゴールの実現に向け、大きく動いた物語を披露します。例えば、エステ ティックサロン出店の思いを家族に伝えることさえできずにいたAさんは、開業に向け自宅リフォー ムにまで着手。Bさんは、ケアマネージャーの職を辞し、だんなさんと二人三脚の事業に踏み出し た。など・・・。7人の『実現』に、SFはどう作用したのか!


「『えっ、六ヶ月でやるんですか?』
先送りできなくなったあの時<EMS取得奮闘記>」
清水秀樹
清水秀樹
(株式会社ミラプロ経営戦略室)

お客様に言われました。「6ヶ月後に環境マネジメントシステムの認証を取得していないなら、納入はできなくなりますよ」と。先送り、できなくなりました。ゴミ分別から法令遵守・化学物質管理まで 多様な環境問題対応では全社一丸は必須。部署のアイディアをとことん聞き、SF的アプローチを念頭にブレーンストーミングなどを活用し、内部監査を意識共有の場に変えて、社員交流と成果を産み出した奮闘顛末記をご紹介。


「面談で自分らしさを再発見!
…社員向け「しごと支援窓口」の取り組み」
柿薗良文
柿薗良文
(中部電力株式会社人材開発センター)

真面目に仕事に取り組んでいれば誰でもぶつかる課題や悩み。自分で乗り越えられれば言うことなし。上司や同僚に相談し解決できればそれもよし。でも!!! それができないこともある…。そんな社員を応援したい!こんな思いから立ち上げた『しごと支援窓口』…そこでは社内外の専門家が一人ひとりの話を聴きながら一緒に解決の道を探っていきます。今回は窓口設立までの道のりとその仕組み、そして成果をお伝えします。「複数の年上の部下を抱えて萎縮気味だったAさん」や、「モチベーションをどう保つかに悩む五十路を越えたベテランBさん」がSF面談を通してどう解決への道のりを描いたか・・・それは当日ご紹介します。


「SFを活用した健康なまちづくり」
壺井一彰
壺井一彰
(株式会社ライフバランスマネジメント)

過去2年半、4市町で健康なまちづくり(子育て支援、生活習慣病対策、生きがいづくり)の取り組みにSFを応用してきました。SFを応用することで、
1) 複雑で絡み合った問題を解決しようとする落とし穴から脱して、解決への一歩を踏み出すこと、
2) 当事者の主体的な参加、
3) 納得できる評価
指標づくりの3つが容易になりました。その事例とプロセスをいくつか発表します。人と人、組織に関わるテーマにSFは効果的なようです。現在、この方法を企業のメンタルヘルス対策に活用することを検討しています。後半は、そのディスカッションを予定しています。

「問題が起きたからこそ生まれる未来がある」
張 琴
張 琴
(社会教育研究所)

企業内で実施される様々な研修は、一見独立した教育研修のように見えても、本質的には「理想の未来に向けて解決を目指す」という点で皆同じです。そのことに気づいた企業は「SF」をベースに人材育成を加速させています。某化学工場の合併では、合併後のフューチャーパーフェクトに向けて企業文化の壁を乗り越え、某電機メーカーは、プラットフォームを共有することで上下間の意識格 差がなくなり、某自動車販売会社は、スモールステップで確実に目標数値を達成しました。これらの事例の中でいかにソリューションフォーカスが応用されたのかをレポートします。


「『今どきの若者』が自ら一歩を踏み出す気になる
SFキャリアコンサルティング」
石川雅嗣
石川雅嗣
(オフィスリズム)

最近の若者達は冷めている?全くその反対です。むしろ「頑張りたい」、「役に立ちたい」という熱い思いを十分すぎるほどもっているからこそ、うまくいかない自分を責めたり、一生懸命の自分を「まだまだ」といって自ら疲弊させていくんです。SFの7つのポイントを効果的に応用することで、短時間でやらされ感ではなく彼らの自発的なやる気を引き出すことが出来ます。全受講者の約95%が、受けた後「仕事への意欲が上がった」という結果が証明したSFキャリアコンサルティング術を事例をもとにご紹介いたします。


「頭の中のモード切替で解決力アップ!」  
布山英士
布山英士
(元M社代表取締役(現藤森工業執行役員))

若手社員の課題解決力アップ研修で、楽しく・早くそのスキルが身に付くという理由で、三つの思考 回路を意識的に状況に応じて切り替えて対処する実践をしています。「今僕はさざえさんモードに なっていました・・・」「そこはずっと鬼太郎モードでないとダメだよ・・・」等々の怪しげな会話が飛び 交う、漫画の主人公に例えた三つの思考回路(モード)です。その実態は何なのか?・・そして何故 課題解決力アップに繋がるのか?・・どこがSFと関係しているのか?・・頭のスイッチ切り替え体験 をしてみませんか?


「座談会:SF で公務員、役所、地域社会が変わる!」  
水野誠
豊田裕美
水野誠(瀬戸市職員)
豊田裕美(奈良県職員)

コスト意識、競争原理が無く、「倒産しない」が「お役所」だった。しかし今や自治体もつぶれる時代。 行政経営、目標管理、成果主義の導入が進む中、いかにして組織、個人が活性化し、地域住民と共に活力ある社会が構築できるのか?SF で活路を見いだすべく、現役自治体職員が未来に向けて語る。

パネルディスカッション

「未来のソリューションフォーカス組織の可能性」  

まずソリューショニストとして既に企業組織の中でSFを活用しているリーダーの皆さんに、具体的なエピソードを交えながら、ここまでの活用の様子を話していただきます。それをふまえて、SFが将来組織の中でフルに活用されたとしたら、どのようなことが可能になるのか、会社はどう変わり得るのか、企業社会はどのような進化の方向に進むのか、まさに未来の“SF”ストーリーを紡ぎだし、ソリューションフォーカス組織(Solution Focused Organization)のフューチャーパーフェクトイメージをつくろうと試みてみます。

小島裕司 小林進一郎 辻泰孝 布山英士
パネリスト
小島裕司
NPOコーポレート
ガバナンス協会
パネリスト
小林進一郎
消費財メーカー
マーケティング
コミュニケーション部
SP担当
パネリスト
辻泰孝
株式会社神鋼
ヒューマン・
クリエイト
パネリスト
布山英士
藤森工業株式会社
執行役員
青木安輝 マーク・マカーゴウ博士
コーディネーター
青木安輝
株式会社ソリューションフォーカス
代表取締役
コメンテーター
マーク・マカーゴウ博士