“SF inside” Day 2016
〜 SFを活かすチーム(職場)づくりに取り組む人が学び合う1日 〜
2016年6月26日(日)に開催しました。
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ちよだプラットフォームスクエア(東京都千代田区)
“SF inside” Day 2016 当日の様子
“SF inside” Day 2016 参加者インタビュー
J-SOL から“SF inside” Dayへ
青木 安輝
ソリューションフォーカス(SF)を活かして、働く人が活き活きとしているチームや職場をつくろうとしている皆さんが、お互いの実践活動を共有して学び合うために集う場として、2016年は“SF inside” Day(1日)を開催いたします。
昨年まで8年間続けてきたJ-SOL(日本ソリューションフォーカス活用事例共有大会)においては、ここ数年“SF inside”な職場づくりを目指す企業のチーム参加が増えてきました。特に昨年はJ-SOL大会前のイベント「“SF inside”企業訪問ツアー」が実施され、ソリューションフォーカスを活用した社内活性化への挑戦を続けている藤森工業株式会社横浜事業所と、サイゼリヤ横浜ビジネスパーク店において海外ゲストも交えた企業内ソリューショニスト同士の有益な相互交流の場をもうけることができました。
その潮流を踏まえて、今年は組織に所属する方たちにとってより参加しやすいように1日プログラムに変え、組織の中で“SF inside”な状況を創り出すことにエネルギーを傾注している人々が、お互いの実践から学び合う場をつくります。J-SOLとは名前も時間の長さも変わりますが、ソリューションフォーカスで活気あふれる生産性の高い職場作りを目指している人々が集い、交流を深め、相互学習する点においてはまったく変りありません。逆に、1日だけなのでより集中した時間を過ごせる可能性もあります。
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もう一つ強調したい特徴として、「学び合い」があります。SFアカデミアのプログラムでは「認め合い、学び合い、応援し合う」をクリードとして掲げています。「SFフォーラム」や「SF実践コース」のように“フォローアップ”が重要な位置を占めるプログラムを通じてわかってきたことは、学びは「成功した人が未成功の人に教える」という一方通行ではないということです。失敗からも学ぶことができますし、目標達成の途上にいるチームを傍から応援する中で、質問したり次の一歩に関するアイデアを一生懸命考えることが、様々な発見や創造性の発揮につながります。“SF inside” に関しての理解度や実践度がどのようなものであるかにまったく関係なく、誰もがこの場に参加することで生み出す価値があります。素晴らしい成功事例を持った人も、道半ばで苦労しながら奮闘している人も、大きな組織の人も、小さな組織の人も、「学び合い」を構成する重要な一員です。
私は最近ソリューションフォーカスで新しい組織風土をつくろうとするのは、時代を変えつつある色々な流れのうちの一つであるという想いを強くしています。とても意義のあることです。が、簡単ではありません。失敗や挫折も沢山あって当然です。"SF inside" Dayは、既に確立されたことを学ぶ場ではありません。新しい文化を創ろうとしているソリューショニストたちがこれまでの様々な経験を共有して、光る部分に焦点をあてつつ、様々な苦闘の先に何があるのかを見据えようとすることで、せっかく生まれた大切なものを育てていく場なのだと思います。そんな想いで響き合える仲間が集まる場にはきっと笑顔と発見があふれ、自分の進むべき道を気持ちよく(再)確認していただけるはずと確信しています。
共有事例発表内容
「信じてやり続け習慣化した
ソリューションフォーカスが
もたらしてくれたもの」 |
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日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
浅沼 理恵 (TMGJコミュニケーションマネージャ)
田近 徹太郎 (元TMGJ人事部長) |
[これまでのSF活動歴]
2008年 田近がJ-SOL1参加をきっかけに社内へのSF導入を開始。一人で苦戦していたが、2012年から浅沼が加わったことで社内(2つの工場)にてSFをベースにした組織のチームビルディング、リーダーを対象にしたコーチングやコミュニケーショントレーニングなどを実施。浅沼の担当する職務が社内コミュニケーションの改善・促進であることから、日々の業務においてもSFの各要素(OKメッセージ、スケーリング、スモールステップなど)を活用して現在も社内コミュニケーションの質の向上を図っている。 |
[共有事例の概要]
高効率、低コストそして少数精鋭化が求められ、社員のストレスが日々増してきている組織において ソリューションフォーカスの思考やプロセスは絶対不可欠であると信じ、その思いを同じにする仲間と二人で職場におけるSF展開を積極的にやってきたが、その仲間が2014年末で定年退職したため、それ以降も自分一人でSFを継続して広めていけるのか少し戸惑いがあった。しかしソリューションフォーカスというワードを前面にださなくてもコミュニケーションマネージャとして日々活動する中で、多くの場面でSFの思考やプロセスを導入し活用できることがわかり、それらをコツコツとやってきた結果、“OKメッセージ”というワードが全社的なキーワードとして使われるようになったり、自分がサポートしてきたチームが3年後に高い成果をだせる強いチームになっていたり、コミュニケーショントレーニングをしたリーダー達(中間管理職)が部下とのコミュニケーションスタイルを変化させてくれる等の成果がもたらされた。 |
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この一年間、自分が主にやってきたことの一つに“相手に関心を持って丁寧に対応する”があるが、それだけでも人や組織を十分にエンカレッジし彼らの推進力を上げる助けとなると感じている。
この数年間、仲間とやってきたこと、そして一人になってからも継続してやってきたことを紹介することで、職場でのSF展開において孤軍奮闘されている方々と想いを共有できる場が持てれば大変嬉しいです。
また職場で約7年間SFを継続してきた田近が定年退職後の今、どんな思いでいるかについても少しだけお話します。
[SFが活用されたポイント]
常に意識を持っていればソリューションフォーカスはどんな場でも活かせるとわかりました。あるグループの組織開発プログラムではSFのほとんどのツールを使いました。特にOKメッセージ、スケーリング、スモールステップなどは組織内および組織外との信頼関係構築に威力を発揮しました。またコミュニケーションの質の向上を目的とした種々のトレーニングでもOKメッセージ、スモールステップなどは効果的でした。さらに上述しましたがOKメッセージの中でも最も重要なアクションである“相手に関心を持って丁寧に対応する”を日々意識することで、社員のモチベーションアップにも貢献できていると感じています。
[参加者の皆さんへのメッセージ、問いかけたいこと等]
- たった一人でも信じてやり続けると必ず何かが変わってきます。
- Respect“相手に関心を持つ”ことがとても重要なOKメッセージだと気づきました。
- “自分自身へのOKメッセージとは?”と その大切さについて今、感じています。
- 皆さんは自分自身に対して、どんな時にどんなOKメッセージを出していますか?
- 皆さんはご自身のどんなところが大好きですか?
- 皆さんにとって“自分自身へのOKメッセージ”はどれくらい大事なものですか?
「どんどん良くなって どんどん進化して
最高の部署へ最高の会社へ」
〜いいとこ探し、残業減の挑戦、会議スタンダード作成〜 |
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藤吉工業株式会社
飯田 奈央 (水処理技術研究所)
夏目 啓之 (豊橋支店) ・ 坂田 伸也 (技術本部) |
[これまでのSF活動歴]
平成22年に第4期「SF実践コース」に2名が参加し、職場での "SF inside" 活動でポジティブな変化を起こしました。その後、社内での「SFベーシック」セミナー開催、第6期、第7期の実践コースに各2名ずつの参加等を経て、さらに会社組織としてのSF活動をすすめ、J-SOL大会で事例発表をしてきました。 |
[共有事例の概要]
今回発表のメインは「SF実践コース」第7期生坂田の実践テーマである「明るい職場と笑顔の人へ課内も家内も絶好調!」と、同じく第7期生夏目の「みんなが働きつづけたい心豊かになる職場づくり」です。
坂田は、「風通しが良い!」「人気?1!」の部署を目指し、「SFカレンダー」や「SF投函箱」というものを設けて、ミーティングや普段のコミュニケーションの中で、まずは部員の「思い」を知り、そして共有するため活動を行いました。いろいろ苦労もありましたが、成果としては、一部残業も減少し、部員の一体感も生まれてきました。
夏目は「人はみな輝石 働き続けたい職場への変化の軌跡」というテーマで「お互いを認め合える職場」「ワークライフバランス(WLB)がとれている職場」を目指し、「いいとこ・いい行動探し」をわかりやすい方法で実践し、WLB改善を手がけるためグループディスカッションなどを取組み始めました。成果としては、人がどんなところを良いと思い、感謝しているのかをお互いに理解し、より自主性やフォローが増加したような気がします。またWLBに関して、理想と現実の歪みを自覚することで、次へのステップを得ることができました。
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会社全体の活動としては、「効率の良い会議」「成果を得ることができる会議」などを目指し、社内プロジェクトとしてファシリテーションスキル講習や意見交換を繰り返し、藤吉式スタンダードを作成しています。途中段階ではありますが「ミーティング内でゴールを設けると意見が出しやすい」「終わる時間がわかっているとなぜか安心感がある」などの声があります。
当社はJ-SOLの時から発表すること自体を楽しみにしています。今回も皆様からさまざまな気づきをいただいて、さらにパワーアップしたいと思います。事例共有する二人の活動はとても人間味があり、皆様の心を揺さぶること間違いないです。ぜひ多くの皆様に聞いていただきたいと思います。
[SFが活用されたポイント]
活動をしていく中で「否定しない」ということを大前提にしています。
また、以下のことにもポイントをおきました。
- 社員間において、お互いを知ること
- 社員の想いを聞く
- うまくいかなかったことへもソリューショニストがフォロー
- 会議マニュアル作成にもSFを導入
(ゴールを設定、意見を肯定、批判的な意見も無駄にしない)
- フィードバック
- フォローアップ
[参加者の皆さんへのメッセージ、問いかけたいこと等]
今回も新しいSF実践内容を多くの方と共有し、皆さんからOKメッセージをいただいたり、新しい発見や気づきを得たいと思っております。特に皆さんに伺ってみたいことは2点あります。
- 発表内容にもある「よりよい会議のやり方」を現在、模索中です。皆さんから色々な会議やミーティングのやり方を収集できるとうれしいです。
- 残業を減らす取り組みを差支えない範囲で聞きたいです。
「体育会系SFの組織作り」 |
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株式会社オクヒラ出向
昭和シェル石油株式会社近畿支店
豊村 博明 (元管理部長) |
[これまでのSF活動歴]
私のSFに対する想いには、常に“理論はシンプルだが実践はアート”がある。東京勤務時代に「SFベーシック」を受講した後、コーチングに対する概念が変わった。それを契機に社内研修や部下との面談にもSFを活用してきたし、2014年4月以降2年間の特約店出向時の店長会議で「SFタイム」を設けて頂いた。出向期間中には"SF inside"な組織作りを目指して、様々な試みを試行錯誤の中で繰り返してきた。本年3月に出向期間が終了し、この2年間で成功も失敗も含めて様々な体験をしたことはソリューショニストとして大変貴重な経験であった。 |
[共有事例の概要]
発表の中心部分はオクヒラ出向時代に実践したSF活動です。出向期間と併行して「SF実践コース」を受講し、やりながら、考えながら、アドバイスや意見ももらいながら、”SF inside”な組織創りを実践してきた。さまざまな試みを取り入れようとした時の目的とそこから生まれた変化、それに対する自分の想いを共有したい。
決して順風満帆には行かなかったし、今でもそれらが正しいやり方であったかは自分には分からない。算数のテストのように、何点以上取れれば、誰が何と言おうと絶対評価として「正しく理解しており合格!」」のようなものではないので、結果的に組織内に小さな変化が現れ、組織風土が良い方向に変わって行ったと多くの組織内関係者が感じてくれたのであれば、その試みは正しかったのであろうし、そうでなければ、少し的外れであったのだろうと思う。100人の人間がいれば100通りの価値観が存在するので、その中で組織を一定の方向に導いていこうとすれば、職位の階層も必要だし、上意下達の指示命令系統も不可欠になってくる。そこにあえて各人の共通点を挙げるとすれば、誰しもが”自分のやっていることを他人に認めてもらいたい”という願望があり、それらをお互い認めあう風土を組織の根底に浸透させることができれば、明らかに組織風土に変化が現れ、各人のモチベーションに好影響を与えてそこに人が成長する空間が生まれていく。
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オクヒラで実践してきたことは、自分で創造的に考えたことは数少なく、セミナーで教わったことや実践コースで同期仲間からもらったアドバイスやOKメッセージ、Skypeセッションでレクチャーを受けたことの活用が大半を占めるが、それが結果的に自分の引出を増やしていくことに有益であったし、SF志向をより深めていくことに大いに役立ったことをあらためて感謝したい。出向終盤の毎月の店長会議では、6店舗の店長を輪番制で主役にして「リフレクティングチーム」メソッドを実施し、その討議記録をまとめたが、それらが私の宝物であることはまちがいない。前向きな思考力形成のための「小さな成功事例の共有」、管理職として部下育成の大切さを認識してもらうための「能力開発シートの導入」についても、できるだけ具体的に紹介したい。
SF活動を継続した結果、一見同じプロブレムトークのように見えても、単なる現状否定から将来に向けた課題提起へと“質的向上”が図られたことは大変興味深い。
[SFが活用されたポイント]
オクヒラは今でも上意下達の体育会系色の濃い組織である。それ故に統制の取れた爆発的なパワーも持っていると思っている。この良い面を壊さずに(否定せずに)、お互いの良い点を探し出して認め合う風土を融合させていくことに傾注した。目的は成果を挙げることなので、まだまだ出来ていないことを指摘しあい、修正を求めていく、ないしは修正できなければペナリティーを課すといった組織風土は現存するが、人を動かしていくためには、自分がどう関われば相手に行動変容が生まれ、成長の芽が出てくるかといった意識を幹部や店長クラスが持ち始めたことが、一番大きな変化だと思います。
[参加者の皆さんへのメッセージ、問いかけたいこと等]
自分のアートな引出がどの程度増やせたのか、今後ももっと引出を増やし続け、アートの領域を深堀していくためには、多くのSFアーティストの前で自分の軌跡を聞いて頂きながら一緒にリフレクティングすることが非常に有益だと思っています。
今後の挑戦は、その組織に所属しない立ち位置からその組織に向かってSFを発信してみて、その組織にどのような "SF inside" が形成できるかです。具体的にはオクヒラ管理部長という立場がなくなり、4月から特約店担当セールスという立場に変わり、その特約店組織にどうやって "SF inside" の風を送れるかに挑戦します。
「次の100年に向けイノベーションに繋がる
普段の活動の宝石箱」
〜SFはイノベーションを呼び覚ます〜 |
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藤森工業株式会社(ZACROS)
三重・名張事業所
本間 俊介 (事業所長)
染谷 崇文 (製造課長)
金澤 涼平 (管理課 生産計画)
田中 一範 (管理課 生産計画)
中子 幸子 (製造課)
谷奥 勝美 (製造課 倉庫)
花森 俊哉 (製造課 倉庫) |
[これまでのSF活動歴]
布山社長がJ-SOL1で子会社の再生成功事例を発表して以来、常にJ-SOLには組織として参加し、かつ「SF実践コース」も毎期参加してきました。"SF inside" をイメージをした自主活動が認められて以来、会社の組織的なバックアップもあり、積極的な活動が進んできました。名張事業所および三重事業所のチームはJ-SOL2から継続的に参加している事もあり、今回 "SF inside" Dayと形は変わっても、継続し参加したいと思います。
ZACROS三重・名張の近接2拠点の"SF inside" 活動を、過去一年の活動を主体に事例を共有したいと考えています。 |
[共有事例の概要]
- 藤森工業株式会社(ZACROS)にとっての "SF inside" の目的:
企業の継続を支えるイノベーションを巻き起こすきっかけにSFが有効だととらえています。既に、その芽が出始めている一方で、守りのSF(メンタルヘルス、コンプライアンス等)についても、結果が出ています。
- 名張3Kみんなの会:
SFベースで決められた事をキッチリ守れる風土つくりを目指して定期的に開催される会を2ヶ月に1回のペースで各課の若手が持ち回りで開催しています。有るべき姿を判りやすく皆で共有化する為にSFを活用しました。この活動を皆さんと共有する事によって我々の進め方のヒントになると共に参加頂いた方にも具体的な参考になるのではないでしょうか。
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- 全員で生産工程のあるべき姿のSF的共有:
NEXT100(100年後)、NEXT10(10年後)のイメージを共有化し活動の中でユニークな発想やイノベーションにつながる可能性を見出してきました。更に現在は、今年度内のスモールステップに結びつける事と未来をイメージしながら今週やる事、今日やる事にブレークダウンし、モチベーションを上げて行く事に取り組んでおり、皆さんと共有する事でお互いにプラスの作用が生まれるのでは・・・。
- 三重事業所SF朝礼:
毎日実施する10分以内の朝礼です。この中ではOKメッセージもあれば、FPもあれば、ミラクルクエッションもあり、SFツールの活用、訓練する場になっています。コーディネーターの継続への根性が特質。今回の発表で皆さんと共有する事で更に磨きをかけて行きたいです。
- 名張生産計画の担当者による製造課と生産計画の垣根を取り払う努力:
現場の人に対して計画に至った説明をし、現場に納得してもらう努力をしたり、現場の意見を聞き修正できる範囲で計画の修正を行ったり。現場の納得した計画つくりを心掛ける事で現場のモチベーションを上げ、企業利益UPに寄与する活動をしました。
実際に現場の様子が「見える」ように、具体的な活動をビデオやインタビューも交えて紹介する予定です。
[SFが活用されたポイント]
- 「やらされ感」ではなく自発的な活動を促進する為にSF的な思考で活動を運営。
- 日々の仕事にスケーリング・スモールステップを取り入れて皆のモチュベーションがUP、新しい工法・生産のヒントを得られた。
- SF式朝礼で毎日朝が爽やかになるようにSFツールを大いに活用。又、継続のコツが判りかけてきて、風土になってきた。
- 従来は一方通行で加工予定の指示を行っていたが、製造が出来ている所は評価し、更に鼻と鼻の間でのコミュニケーションで顧客が要求している工程への調整を行った。
[参加者の皆さんへのメッセージ、問いかけたいこと等]
- ”SF inside”はイノベーションの扉を開く!!!
- 行動に移すためのエンジンが見つかります。
- 組織的に取り組んでいる強みとして、自主活動から組織活動への変化のノウハウが分かります。
皆さんに問いかけたいことは;
- 「"SF inside" 評価方法」
- 「他社とのSFを通じた交流を広げ、深める『SF企業連盟』のようなものを創出する方策」
- 「"SF inside" Day に1万人が集うためにできること」
「『明日から面談やってみようかな♪』
と思えるSF式面談法」
〜自然と部下が成長した月一回の個人面談〜 |
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カルチャースクール
マネージャー
星野 浩一 |
[これまでのSF活動歴]
私のSFとの出会いは、2012年に受講した「SFベーッシック」でした。当時の私は、部下とコミュニケーションが取れずに悩んでいました。その状態が、職場でSFを取り入れるようになってからは、部下とコミュニケーションが上手に取れるようになり、それに比例して職場の売上を伸ばすことが出来るようになりました。その成果を2014年のJ-SOL7分科会や2015年J-SOL8における“J-SOLトーク”で発表させていただきました。 |
[共有事例の概要]
私の職場では、SFを使った2つのツールを活用して部下の育成をしています。部下との信頼関係を作る「SF式日報」と、2倍仕事が出来る部下になる「SF式面談」です。J-SOL7の分科会では「SF式日報」についてお話しさせていただきましたので、"SF inside" Dayでは「SF式面談」をご紹介いたします。
みなさんは、面談についてどのようなイメージを持っていますか??
- 面談やる時間があるなら溜まっている仕事の1つでも片づけたいよ
- 形式的にはするけど面談なんてやるだけ時間の無駄
- 面談なんて評価を伝えればいいんでしょ
こんな風なイメージをもっていましたら、ぜひ、私の体験談を聞いていただきたいなと思います。
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私がなぜ「SF式面談」をするのかと言いますと、部下に自分で考えて仕事をしてもらうことによって、部下に仕事をすることに喜びを感じてもらいたいからです。そのために大切なことが、部下を「認めてあげる」という事です。面談を受ける部下側の不満として一番良く聞かれるのが、「フィードバックが無い」と言う事です。それに対して、私は「SF式面談」で、部下を認めながらフィードバックをしています。
今回のお話では、「SF式面談」を使った、部下が成長する仕組みを習慣化させる流れをお話しするのと、実際の現場で「SF式面談」をどのように活用しているのか、「SF式面談」で成長した部下の実例を交えながらお伝えします。部下との事例は、J-SOL7および8で共有させていただいたものとは違った事例を用意します。
[SFが活用されたポイント]
面談でよく見かけるパターンは、「部下の話を聞くつもりが、気づいたら上司が話していた」、「なぜ、なぜ、と原因ばかりを追究され気持ちが落ち込こんだ」というパターンです。このような残念な面談にならないように、SFの基本的な問いをしていくことで、スタッフは解決志向で考えることができ、目標を達成する確率を上げることが出来ます。
[参加者の皆さんへのメッセージ、問いかけたいこと等]
- 以前の私と同じように部下とのコミュニケーションに悩んでいる方の参考になれば、とても嬉しく思います。「日々の仕事が忙しいのに、何で面談なんかしなくちゃいけないんだ!」と思っている上司の方が「SF式面談」の話しを聞くことで、「明日からSF式面談やってみようかな!」と思えるかもしれません。
- みなさんの職場では、部下を成長させるために、どんな「きっかけ作り」をしていますか?
お聞かせいただけると嬉しく思います!
「真のマザー工場へ」
PART1 自然とルールが守られている職場
PART2 やりがいのある職場へ 〜QCチームの求心力を高める~
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藤森工業株式会社(ZACROS)
横浜事業所
桑原 弘嗣 (技術課)
諏佐 政宣 (品質保証課) |
[これまでのSF活動歴]
弊社では、数年前から職場での問題解決法のひとつとしてSFの考え方を取り入れ、横浜事業所内でも独自のやり方でSFを活用した様々な取組みが展開されてきました。2015年のJ-SOL大会分科会でも「風土改革(ルールを守る風土づくり)への挑戦」と題した事例共有をさせていただきましたが、今年は真のマザー工場を目指して「自然とルールが守られている職場づくり」の取組みと、「QCチームの求心力を高める」取組みの2つの実践のプロセスおよびその成果を紹介したいと思います。 |
[共有事例の概要]
① 「自然とルールが守られている職場」(発表者:桑原 弘嗣)
自然とルールが守られている職場をつくる活動をしております。どこの職場にもさまざまなルールがありますが、私の職場は人数が200人以上いるため、一人なら簡単に守れるルールでも皆となると守れていないルールも存在します。
ルールを守るための手法として、罰則を設ける、監視を付けるといった方法もありますが、強制的に縛り付ける手法だと心地よく働けなくなり、反発を生む可能性や、監視の目の届かないところで守られていない可能性もあります。そこで「なぜ守らない人がいるのか」ではなく、SFの手法を取り入れることで「どのようにしたら皆が守るか」という前向きなアプローチで問題をとらえ、守らされているのではなく、皆が自然とルールを守っている職場づくりを目指しています。
昨年までの「トイレでスリッパを揃える」「上履きのかかと踏み潰しをなくす」などの成功を踏まえた上で、今年は「コロコロロールの遵守率改善」「左側通行の改善」に成功しましたので、その詳細を紹介したいと思います。
② 「やりがいのある職場へ
〜QCチームの求心力を高める~」(発表者:諏佐 政宣)
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部署内でのコミュニケーション力UPを図る事を基盤にし、更に各個人のスキルを磨いて行こうとチャレンジしています。先ずは部署内での挨拶から始め、仕事場でのお喋りも気軽に交わせる雰囲気を作るように心掛けてみました。今までもその様なコミュニケーションがなかったわけではありませんが、言葉を交わす(仕事のコミュニケーションも含む)中でSFの3大キーワードである「認め合う」「学び合う」「応援し合う」を何の抵抗もなく出来るようにする事を理想として取り組んでいます。また、一つ一つ小さな事であっても意図的に行事として取り組む事によって、メンバー同士の交流を助長し相互理解を深める事を目指して日々の中で試行錯誤したことをノンフィクションでお伝えします。
[SFが活用されたポイント]
<桑原>
一番大きな点は問題と方向性の整理ができたことです。初めは問題に対してどこから手を付けていいのかわからないような状況でした。SFのフューチャーパーフェクト、スケーリング、スモールステップ等の手法を用いることで、問題を整理することができました。進める中では応援し合えるSF仲間との協力も重要でした。その仲間と前向きな意見交換をすることで、違った角度からの新しいスモールステップを見つけることができましたし、また自分の活動内容に対してOKメッセージをもらうことで、真っ直ぐと進んでいく原動力を得ることができました。
<諏佐>
以下の6つの活動の中でSFを活用できたと考えています。
1. PJに紐づけた小チーム結成
2. QCチーム内で面談実施
3. QC改善会議で各自の目標発表・宣言
4. 昼礼へのQCメンバー参加を試みる
5. 改善提案をQCメンバーで肉付け会議
6. ゴミ当番制を作る
[参加者の皆さんへのメッセージ、問いかけたいこと等]
皆さんとSF活用事例を相互に共有することで多様なSFの使い方を学び合い、そして励まし合うことで、今後の弊社内でのSF活用の推進力になればと考えています。皆さんに聞いてみたい質問は、「SFとは貴方にとって何ですか?」
「SFで金融機関店頭チームを活性化」 |
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SMBCラーニングサポート株式会社
木村 信之 (研修部長)
田中 保弘 (チーフインストラクター)
平岡 秀人 (チーフインストラクター)
篠崎 由理子 (シニアインストラクター) |
[これまでのSF活動歴]
当社(SMBCラーニングサポート㈱)は、2008年4月に青木先生による社内研修会「ソリューションフォーカス@SMBCラーニングサポート」を実施して頂いて以来、当社が提供している研修の中に、まさしく "SF inside" な内容のカリキュラムやインストラクションを受講者に向けて発信して参りました。
これまで管理職等を対象としたマネジメント系の研修で、SFの要素を取り入れた研修を実施してきました。昨年度下期に、ある金融機関の女性店頭リーダー向け研修を受託した際、SFの要素を取り入れて実施しましたので、本事例を中心に当社の "SF inside" 活動を紹介したいと思います。 |
[共有事例の概要]
ある金融機関の支店では、いわゆる一般職の女性が店頭ビジネス推進のリーダーに指名され、日々の業務推進を行いながら、店頭チームメンバーである様々な職種のスタッフのモチベーションアップや人材育成の役割も担っています。
当社はこの研修を、SFという言葉こそ出していないものの、その要素を随所にちりばめた内容で企画・実施しました。例えば、就任後の活動を振り返り、メンバーで共有するコンテンツでは、上手くいっていることは、共有して継続。逆に困っていることは、発想を転換して何かできることをやってみる。また、メンバーのモチベーションを高めるための「ほめる」スキルでの、OKメッセージの出し方等です。また、最後にチーム運営を振り返り、自分のチームを振り返るシートでは、スケーリングやスモールステップの考え方を織り込ませて頂いています。
皆さまと共有予定の主な内容は以下の通りです:
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- 店頭ビジネス推進リーダーの現状とミッションについて
- →某金融機関の店頭業務推進体制の現状について
- →今回の研修の受講対象となった店頭ビジネス推進リーダーのミッションおよび課題について
- 研修企画における基本的な考え方
- →実施した研修の全体像
- →研修主催部署スタッフとの弊社講師陣の意識のギャップ
(主催部署スタッフは受講者の行動改善による業績向上を目指している。←→LS は受講者のやる気を高め、店頭チーム全体を元気にして、その結果、行動が変わり、業績向上につながる!)
- →実施した研修カリキュラム
①現状の共有 |
☞ うまくいっていることを見つける)
☞ 小さな成功体験を大切にする(好事例の共有)
☞ OKメッセージ
☞ 発想の転換(ポジティブに変換) 等 |
②コミニュケーションスキル・コーチング |
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☞ ほめる (OKメッセージの出し方)
☞ 質問のスキル(HOW質問等) 等
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③私のチーム |
☞ 現状のスケーリング(1〜10)
☞ できていること
☞ 1点上げるためには(スモールステップ) 等
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- 研修を実施しての受講者の反応や具体的な成果等も当日はお伝えできる予定です
[SFが活用されたポイント]
- SFという言葉は使っていませんし、説明もしていませんが、知らないうちに "SF inside" な組織・チームづくりに役立つ研修コンテンツを工夫しました。
- できていないこと、できていない人の原因を見つけて改善しようとする解決手法から、出来ていることや可能性に注目して改善しようとする、 "SF inside" を取り入れた企業風土づくりへの挑戦。
- チームづくりはリーダーが一人で語ったり、引っ張っていくものではなく、メンバーが自らの考えや具体的な行動を出し合って、承認し合い、皆で作り上げていくことが大切であるとの考えのもと、リフレクティングチームの有効性を確認しました。
[参加者の皆さんへのメッセージ、問いかけたいこと等]
店頭ビジネス推進リーダー向けの研修事例を中心に大会参加者の皆様と共有やディスカッション等を通じて、コーチや研修講師として活動されている方々をはじめ、ソリューショニストの皆様から、アドバイスやフィードバックを頂戴できればありがたいと考えています。
「みんな、もっとお互いのことを知って、
話をしよう」 |
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三井造船株式会社玉野事業所
早坂 士郎 (機械工場 技術開発部)
池上 邦孝 (機械工場技術開発部)
錦織 みさ (安全衛生課 心理相談員主任) |
[これまでのSF活動歴]
事業所内でのSF活動を開始して4年目になりました。初年度の研修の際に「活動を推進するのに、モデル職場を作って活動をした方がよい」とのアンケート結果から、現在の「SFモデル職場」スタイルができてきました。毎年、試行錯誤でありますが、それぞれの職場ならではの工夫とアイデアで年々活動は進化していると感じています。今回は、それらの中でも丁寧なフォローと工夫で活動を継続してきている一つの職場での活動内容と現在の状態をお伝えしたいと思います。 |
[共有事例の概要]
2014年10月に、SF活動宣言をグループ内で行った。その際に、無記名アンケートを実施した。アンケート内容は、①「現在の職場のコミュニケーションの状態は?(スケーリングで評価)」②「コミュニケーションが良い状態はどんな状態か?」③「コミュニケーションが良い状態にするには何をすればいい?」について自由記述でグループの人の意見を聞いてみた。アンケートの回収率は100%で、アンケートの集計から相手と話をする機会を積極的に作った方が良いという事になり「朝ミーティングで実践」することにした。
朝ミーティングでは、以前から安全についての注意点をグループ内の最年少者が発言していた。毎回同じ人が担当していたために、同じような傾向の話になりがちだった。このやり方を変えてみようという意見があり、15人前後のグループで行っていたミーティングを4人ずつのグループに分けてミーティングを行うようにした。次第に顔を合わせるメンバーが固定されてきたので、グループ分けのテーマを毎週変えて実施した。
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朝ミーティングだけでは、各個人の事を知ることや会話をする事は難しいので、推進メンバーの中から新たな取り組みとして、「SF式 今週のみんなの頭の中」と題して大きなポストイットを全員に配布して、その週の予定や目標、週末の予定などを書いてもらい工場の中に掲示した。メンバー以外の他の事業所からの出張者も協力した。この取り組みで普段なかなか聞くことがない趣味や嗜好を知る事が出来て、今まであまり話す機会がなかった人とも話す機会を増やす事ができた。
安全パトロールの際に所長や他職場の管理者からも「面白い取り組みですので、継続して下さい」との意見をもらった。1年間の活動を振り返る時に、再びアンケートを実施した。スケーリングで活動前と活動後を比べるとポイントは上昇しており、職場でのコミュニケーションは良くなっているという結果になった。会話の回数が増えたり、一人ひとりの距離が縮まったり、話をしたことの無い人と話をすることができたり、相手の趣味を知ることができた等の意見があった。モデル職場としての活動期間は終了したが、現在も活動は継続している。
[SFが活用されたポイント]
SF活動開始前にアンケート(無記名)を実施した。その際に、各個人が普段思っている事を書く欄を設けたことで、本音を聞き出すことができた。それにより、具体的な活動の方向性を決める事が早い段階で出来た。それを基に活動を継続しお互いの今まで知らなかった面を知る機会を作りだしたので会話が増えた。
また、仕事中でも仕事だけでなく、それ以外の話をすることを心がけた人もいた。この活動を通して普段の職場の中でも「少し相手の気持ちを考えてみる」、「相手を理解しようとする」事が増えたと思える。また、活動内容を工夫して部署のメンバー以外の人でも楽しんで活動に加わってみようと思えるしくみを作ったことで、誰かに言われたからやってみるという意識でなく、自然に活動が継続される結果に繋がっていると思える。
[参加者の皆さんへのメッセージ、問いかけたいこと等]
「コミュニケーションを取りづらい(自分がその人と話すのが苦手な)人とのコミュニケーションはどうとっているのでしょう?」
「いいところ探しを継続して、
OKメッセージが飛び交う職場になった」 |
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胃腸科藤クリニック
理事長・院長
藤 洋吐 |
[これまでのSF活動歴]
2007年に「解決志向の実践マネジメント」を読み、翌年のSF入門セミナーを受講しました。その年のJ-SOL1でSFが組織に使えることを知り、以後毎年のJ-SOLに参加することを楽しみにしてきました。職場では院長の立場でできるSFの仕掛けを次々と試みています。チームビルディング、勤務評定、採用、研修、労務管理、日常ルーティン、イベント、社風改善、福利厚生など縦横斜めにSFの取り組みを行い、その成果は京都でのJ-SOL5でスタッフと共に事例発表いたしました。今回はチームビルディングの視点から事例共有させていただきます。 |
[共有事例の概要]
企業風土を改善する解決志向の取り組みが組織の業績を改善するという報告は枚挙にいとまがありません。しかしながら、改善した業績をさらにどう成長させるのか。伸びしろはあとどのくらいあるのか。あるいは現状維持を期待するのか。さて、次なる目標は何を基準に設定すればいいのだろうか?弊社での取り組みを紹介することで、継続するために必要なSF、継続することの可能性などについて参加者の皆さんと共に議論を深めたいです。
「いいところ探しの勤務評定」とは、毎週1枚の表彰の推薦状を提出してもらうことで、勤務評定の視点を複眼化する取り組みです。より公平に評価したい。という大義名分のもとスタッフは同僚のいいところ探しをする義務が発生します。20枚集まったところで表彰状を作成して月に1回のスタッフ会議で表彰します。5人の同僚が毎週推薦してくれると1ヶ月で表彰に必要な推薦票が貯まります。表彰の回数に応じて次回の勤務評定で加点します。これを継続して半年後、PDCAサイクルで修正しました。その結果、表彰状推薦に感謝状推薦が追加されました。その効果は・・・、当日直にお話します。参加者の皆さんの予想も楽しみにしています。
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その5年後、OKメッセージをトレーニングする勉強会を立ち上げました。そしてしばらくすると、「毎日の終礼でOKメッセージを伝える。」取り組みが始まりました。毎日の終礼では、その日の失敗にどうしても着目してしまいます。1人1人が1日の反省点とその課題に対する対策を発表していきます。次の日に同じミスを繰り返さないためには当然必要です。その時に、今日1日あなたに助けられたところもあったよ。と本人が反省を述べた後で感謝を伝えるのです。発表者の発言の後、挙手をした先着1名のみ限定です。そして、全員がもれなくOKメッセージをもらえる制度です。
1週間に1枚のいいところ探しから始めて同僚を見る目を養い、気づくようになりました。今では毎日瞬時に1件以上のいいところ探しをやっています。しかもその場で素直に伝えるようになりました。その効果は絶大です。受け取る側の人は2-3か月に1枚、表彰状をもらってはじめて気づいていたのが、それが今度は毎日言われるんです。「ありがとう」って。
チームワークがますます良くなり、残業仕事を手伝い合う雰囲気が当たり前になりました。そして徐々に手伝うから分け合うになり、教え合うようになりました。もちろん、教えてあげる為の残業を嫌がる人もいません。
[SFが活用されたポイント]
- 一見矛盾するように見えることも、一挙両得を狙えるところがSFのいい所だと思います。
例えば、残業時間は長くても疲れは少ない。とか・・・残業時間を減らしつつ仕事は責任をもってきちんとやる。とか、飲みにゅけーしょんの回数を減らしてもコミュニケーションは良くなる、などなどです。
- いつでも瞬時にOKメッセージをくれる同僚が周りにいてくれることが素直になれる人間関係につながります。瞬時にいいところ探しができる同僚の存在は、リフレーミングの可能性にも気づかせてくれます。そして、気が付いたらプライベートも充実してきた。自分の力で・・・それが、自己肯定感を育ててくれます。
- スタッフ1人1人の人生が充実することが会社の発展を支えています。SFは社員の幸福度を確実に上げてくれています。
[参加者の皆さんへのメッセージ、問いかけたいこと等]
- 組織開発におけるSFの短期的(一時的)効果と長期的(継続的)効果。
- 社風改善はどこまで可能か?
- 参加する立場と仕掛ける立場の違い。改善効果の鍵を握るのは参加する人。
- SFの取り組みに限らず、職場での新しい取り組みはおよそ手間暇かかる割には効果が
不明の事が多いと思います。何があったら、その効果不明の取り組みに協力いただけますか?